製材工場の概要

原木を木材製品にする工程

  1. 皮剥き 杉の原木は山から搬入時樹皮が付いていますが元口径50cm以下はリングバーカーという機械で皮を剥きます。 各製材機の刃物の切れ味を持続する為です。
    皮むき皮むき
  2. 大割り 丸太状の原木を角状にする機械でA棟では2枚の帯鋸で効率良く製材できます。ツインバンドソー
  3. 板取(板状にする) 大割りした角状の木材を更に板状にする機械です。これも2枚の帯鋸で切削します。ツインテーブルソー
  4. 板取
  5. 乾燥(自然乾燥と強制乾燥) 含水率が高い木材は建築資材として不都合が出る為、昨今は乾燥が必至です。 自然乾燥は空気が通るよう桟を入れ野積みします。時間はかかりますが製品価格は安く抑えられます。 強制乾燥は乾燥機の釜に入れ、熱を加えて水分を抜き1週間ほどで含水率を 20%以下まで下げます。
  6. 細割(寸法決め) 下地と呼ばれる木材は板状の木材をさらに割ります。断面の上下面をプレーナーと呼ばれるカンナ、細く割るのはチップソー使用のプレーナーギャクソーという機械を使います。
細割

大径木の賃製材

天然杉、けやき、スプルス、ダグラスファー(ピーラー) 直径120cmまでなら背板取り出来ます。長さは12Mまで。

プレカット加工

近隣の加工工場に委託します。

  • プレカットファクトリー森林空間(村上製材協同組合)
  • 株式会社高英プレカット事業部(大仙市)

防腐・防蟻剤 圧注入加工

土台の耐久性、外構木材の耐候性を上げる加工承ります。

  • ひのき
  • 米ヒバ
  • 米松
  • 杉,その他

建具材の製材・販売

建具用材の製材と販売しています。
杉、ひのき、米ヒバ、スプルス、ピーラー、タモ、ナラ、その他

銘木展示販売

酒田展示場にて現物展示販売しています。正札付きなので安心して購入できます。
小物、耳付き一枚板、カウンター用、床柱、大黒柱等 品揃え豊富